ネット投票の環境がほぼ完璧に整っている日本の合法ギャンブル

スポーツくじ

昨今、急激に日本のオンラインギャンブルが充実した様相を呈している。

もちろん、公営ギャンブルやスポーツくじなどの、日本で合法で遊べる安全なギャンブルのオンラインギャンブル化だ。

私個人の考えでは、正直なところ、日本のギャンブルが合法のオンラインギャンブルとして遊べるようになるまでには、もう少し時間がかかるのではないかと想定していたので、この現在の充実っぷりは嬉しい誤算である。

現在、ネット投票ができないギャンブルを探すことのほうが難しいくらいに、日本のオンラインギャンブル環境は整っている。

オンラインギャンブルの市場価値もじわじわと上昇し、やがて爆増といえるレベルに達するのも、おそらくは時間の問題であるだろう。

今回は、進化を遂げ市場価値も爆上げさせている日本のオンラインギャンブルを紹介していくことにしよう。

公営ギャンブルとスポーツくじはネット投票ができるようになった

公営ギャンブルとスポーツくじはネット投票ができるようになった

現在、ネット投票が可能となりオンラインギャンブルとして合法的に遊ぶことができる日本のギャンブルは、競馬、競輪、オートレース、競艇などの「公営ギャンブル」と、totoやBIGなどの「スポーツくじ」だ。

なお、オンラインカジノなどのオンラインギャンブルは、日本では違法のオンラインギャンブルという扱いになるため、今回の紹介のラインナップからは除外している。

合法のオンラインギャンブルとしての環境が整っていないのはパチンコぐらいだが、これはパチンコがそもそも法的にはギャンブルとしては扱えないことと、三店方式という換金システムを考慮すれば、ある意味当然ではあるだろう。

日本で合法のオンラインギャンブルを楽しむためには、スマホかパソコン、それと、使用可能な銀行口座やクレジットカードを持っているだけでいい。

違法のオンラインギャンブルなどと違い、違法性を心配せずに遊べるし、入金・出金のトラブルなどもまずないため、当たり前の話ではあるが「合法であるということは快適だなあ」という感慨にふけることができる。

そして、公営ギャンブルやスポーツくじのオンラインギャンブル化が充実している状況と、それに伴って上昇した市場価値から考えると、2023年から改めて厳しさを増した違法のオンラインギャンブルへの取り締まりや警戒への理解度も高くなるというものだ。

なんにせよ、選挙などでいまだにネット投票ができないアナログさを考えると、国家の管轄である公営ギャンブルやスポーツくじのほうが一足先にネット投票の環境を獲得したというのは正直驚きである。若干、順番が逆ではないかと思わずにはいられないが、ギャンブラー的にはありがたい話である。

競馬のネット投票は即PATに加入するのがオススメ

競馬をネット投票する場合、JRA指定の普通口座を持っているならば即PATに加入するのがオススメだ。クレジットカードの引き落としでネット投票がしたいなら、JRAダイレクトの加入も検討しよう。

即PATに加入した場合に決済口座として利用できるのは、以下の銀行だ。簡単に作れる口座もあるから、ネット投票のために新規口座を作成するのもアリだろう。

  • PayPay銀行
  • 楽天銀行
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • ゆうちょ銀行
  • りそな銀行
  • 埼玉りそな銀行
  • auじぶん銀行

私がクレカ対応のJRAダイレクトよりも、即PATをオススメする理由としては、即PATのネット投票では「システム手数料」が発生しないというのが決め手となる。

たかがシステム手数料と思われるかもしれないが、一回の投票ごとにシステム手数料がとられるというのはあまり感心できる仕組みではない。

発売の締め切り時刻や、一回当たりの最低購入金額などの設定も、JRAダイレクトより即PATのネット投票のほうがゆとりがあるため、その点も評価できる。

なお、競馬に関してはJRA以外からネット投票する選択肢は違法のオンラインギャンブルになるため注意されたい。

たとえば、海外のブックメーカーなどを利用すれば日本の競馬とは違うレートでのベットが可能とはなるが、合法で競馬にネット投票ができる環境が整っているなか、わざわざ違法のオンラインギャンブルで危険を冒す必要はないといえるだろう。

競輪公式投票CTCで競輪のネット投票を快適に楽しもう

競輪のネット投票を快適に楽しみたいなら、競輪ネットバンクサービス対応銀行(KNB)を利用できる競輪公式投票CTCに登録するのがオススメだ。

競輪公式投票CTCに登録するにあたっては、以下の銀行の口座を持っている必要がある。競馬より若干数が減るため、その点は注意してほしい。

  • PayPay銀行
  • 楽天銀行
  • 三井住友銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • ゆうちょ銀行

これらの銀行口座がない場合は「ネット投票」ではなく「電話投票」が余儀なくされるので、オンラインギャンブルを快適に遊ぶという観点からみるなら、断然「競輪公式投票CTC」を利用したいところだ。

会員登録後は入金と投票をして競輪を楽しむだけだ。勝利した配当金は指定した銀行口座に振り込まれる仕組みなので、ストレスフリーでのオンラインギャンブルが楽しめる。

競艇でネット投票をするならテレボートに登録しよう

競艇でスマホやパソコンからネット投票をする場合は、テレボートと呼ばれるサービスに会員登録をしてオンラインギャンブルを楽しもう。

テレポートの利用にあたって使用できる銀行口座は以下の通りだ。競艇の場合、地方銀行が該当の口座になっているというところがややユニークか。

  • ジャパンネット銀行
  • 楽天銀行
  • 三井住友銀行
  • 住信SBIネット銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • りそな銀行
  • 福岡銀行
  • 広島銀行
  • スルガ銀行
  • じぶん銀行
  • ゆうちょ銀行

会員登録後のネット投票の手順は、競馬や競輪とほぼ同じである。入会においても投票においてもシステム手数料はかからない。

テレボートでの投票は、以前まではアプリが主流であったが、現在はテレボートの公式サイトに開設されている投票サイトからの投票がもっとも便利である。

競艇のライブ中継を見ながらオンラインギャンブルが楽しめるというのも、テレボートの魅力として挙げられるだろう。

AutoRace.JP投票に登録してオートレースにネット投票する

オートレースをオンラインギャンブルとして楽しむにあたっては、「AutoRace.JP投票」と呼ばれる会員サイトに登録し、ネット投票をする必要がある。

必要な口座は以下。これらの口座以外に、クレジットカード決済、コンビニ決済という選択肢があることは、AutoRace.JP投票の特徴といえようか。

  • PayPay銀行
  • 楽天銀行
  • 三井住友銀行
  • ゆうちょ銀行

AutoRace.JP投票は24時間年中無休でネット投票ができ、リアルタイムでライブレースを鑑賞することも可能であるため、オンラインギャンブルとしてのプラットフォームとしては過不足がない。

AutoRace.JP投票では、会員限定のキャッシュバックや特典なども用意されているため、オンラインギャンブルを楽しむついでお得に遊ぶことも可能だ。

日本の公営ギャンブルのなかではややマイナーなオートレースだが、オンラインギャンブルで遊ぶことによってオートレースの魅力は今後、より多くの人に発見されることも期待できるだろう。

スポーツくじのネット投票のための二つの方法

スポーツくじをネット投票するためには、スポーツくじオフィシャルサイトに加入するか、提携している銀行からの購入という二つの方法がある。

スポーツくじがネットで購入できる場所の一覧は以下になる。

  • スポーツくじオフィシャルサイト
  • ドコモスポーツくじ
  • 楽天銀行toto
  • au PAY toto
  • じぶん銀行
  • PayPay銀行
  • 三井住友銀行
  • 住信SBIネット銀行

スポーツくじを購入するにあたっては、ポイントがつくドコモスポーツくじや楽天totoなどがオススメである。ポイントを気にしないならどこで買っても問題はないだろう。

日本のスポーツくじは「還元率の低さ」という観点から見て、オンラインギャンブル以前の問題として、日本の合法のギャンブルとしての評価があまり高いとはいえない。

スポーツくじが現在の還元率を改善し、日本のギャンブルとしての魅力を獲得してくれれば、日本のオンラインギャンブルの市場価値を底上げすることにもなるだろうし、オンラインギャンブルの楽しさも段違いになるはずなので、この点に関しては改善を期待したい。

日本の合法オンラインギャンブルまとめ

日本の合法オンラインギャンブルまとめ

日本で遊ぶことができる合法のオンラインギャンブルについてのまとめは以下のようになるだろう。

  • 公営ギャンブルとスポーツくじがオンライン対応している
  • ギャンブルごとに必要な銀行口座などが違う
  • システム手数料などなくいつでもどこでも賭けられる

日本のギャンブルは、競馬場や競艇場など「直接足を運んでレースを見る」という楽しみ方が主流である一方で、「結果だけ知れたら十分」という賭け方を好む層も多い。

日本のギャンブルのオンラインギャンブル化は、どちらかというと「賭けられれば現場じゃなくても」と考えている後者にとって便利で使いやすいという側面がある。

その一方で、レースの映像などを配信するサービスなども充実しているため、前者の「現場派」のニーズにもある程度は応えているだろう。

また、地方在住のギャンブラーにとっても「現場」に足を運べなかったギャンブルを在宅で楽しめるというのは大きい。オンラインギャンブルの市場価値は、こういった地方出身者の新規参入によっても支えられているはずだ。

日本が政治より優先してわざわざネット投票のインフラを整えてくれたオンラインギャンブルの環境である。せっかくなのでその恩恵にあずかってみてはいかがだろうか。

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